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本日のISDB-T移動 R02.06.27

24G 5GのISDB-Tも20〜40kmくらいつながったので本日は出来たばかりの10G ISDB-T機器の
動作確認のため移動運用をしました。
当局はいつもの榛名山富士見峠で相手はJA0IYB/1斎藤さん、伊勢崎市在住のJG1HIH矢島さんが
藤岡市みかぼみらい館駐車場移動でした。スパンは約26km

当局の信号はStrength Qualityとも100%で行ったのですが受信がいまいち良くなく1wayに終わりました。
帰ってきて調べたのですがJA1EPKさんが昔に配布したTRVに比較して感度が劣っていましたので再調整
しました。次回はOKと思います。

今回のTRVですがマキ電機の最終ローコストTRVと言われるものを使いましたがいろいろ問題があって
ISDB-T用にかなり直しました。

1.電源SWの接点容量が150mAしかないのに2A以上流している。→MOS FET SWに変更。

2.終段が2WのMMIC使用で1.4A流れるのにヒートシンクが2.5mm厚のAL板。→バイアスを-5Vから-6Vに
変更し電流を1Aに抑えた。また内部に収まるだけの大きさのヒートシンク追加

3.ワンボード内の帰還が多くISDB-Tではミクサーの歪が大きくて肩丈がとれない。→ミクサー部をフェライトゴム
シートでシールド

これらの改造で100mW出しても肩丈30dB以上になりました。ヒートシンクがまだ小さいのであまり連続運転は
しないほうが良いかも。とりあえず10分くらいは問題ないですが・・・。

追記:JA0IYB/1さんのRFamp無しのミクサーだけのワンボードTRVでも受信できました。

本日のISDB-T移動.pdf へのリンク

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