先日24G機器調整中にDAIWA PS-55T安定化電源が壊れて出力電圧=25Vとなり虎の子のTH-59を壊してしまいました。とりあえずPS-55Tの制御TRSの2SD717が死んだのが原因と分かったのでで早速注文して入荷したので交換してみました。 何故2SD717が死んだのか調べないとまた再発しかねないので電子負荷を使って特性を見てみました。過電流保護回路は働くのですが最初から4.5Aくらい流れるような負荷を付けているとまず起動しません。その状態でも保護回路が動作するために3Aくらいは流れて出力電圧は2.5Vくらいのところに安定点があります。 このため2SD717は入力出力電圧差は約18Vで電流3Aの54Wですごく発熱しますね。ヒートシンクが小さいのでこの状態が長く続いてしまって発熱で壊れたようです。ヒートシンクさえ大きければ大丈夫です。また電源にメーターが付いていないタイプだったので発見が遅れました。回路的には問題なし。とにかく放熱が悪いです。 反省点としては負荷をかけたまま電源を入れない。使用中に負荷をショートさせたら電源を入れ直すですかね。 まあTH-59も故障個所がわかって部品交換で直りそうなので良かったです。 |